創業の想い

PHILOSOPHY

創業者の魂を胸に数字と事実に徹した情報を発信

1913(大正2)年に石山賢吉翁により雑誌「ダイヤモンド」が創刊されてから100年。株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画は石山賢吉翁の手によって創刊された「ダイヤモンド・セールス」編集部をその端緒とし、石山賢吉翁の創業・創刊の精神を受け継ぎ、創業者の理念を実現するため、世界の平和と安寧のために出版事業に邁進しています。

石山賢吉翁は、雑誌「ダイヤモンド」の創刊号において、『本誌の主義は算盤の二字を以って尽きます。本誌は是とするも非とするも総て算盤に拠り、算盤を離れて何物も無い。本誌の印に算盤を付けたのは此故であります。経済界の出来事を争う可らざる数字を以って示し、権威ある報告をなし、米国のロジャア、バブソン統計局の如き、倫敦の投資調査所の如きものとしたい希望であります。更に又一面、広告術、販売術を研究し、如何にして商品を売出すの有利なかを確かめ、商店主の便利に供したい考えであります』と書き残しています。事実に徹し、良質なコンテンツを読者に発信するという、石山賢吉翁が掲げた編集方針は、まさにダイヤモンド・ビジネス企画の原点であり、一〇〇年の歴史を誇るグループの基盤を創りあげたものでもあります。

社名に込められたダイヤモンドの理念と誇り

石山賢吉

創業者 石山賢吉
(1882 - 1964)

さらに、
『本誌の名前をダイヤモンドと付けたのは、小さくとも相当の権威を持たせたいからであります。
少なくとも我社同人の有する何物かは確かにダイヤモンド以上の権威を以って臨む事を茲(ここ)に声明して置きます』
とも書き残しています。

創刊当時、小さな出版社であったとしても、その魂としてダイヤモンド以上の権威と価値を生み出すことに挑戦し、経済社会の発展に大きく寄与していきたいという創業者の思いがあるからこそ、私たちのダイヤモンド・ビジネス企画の今があります。

私たちダイヤモンド・ビジネス企画は、社名に掲げたダイヤモンドの魂を継承し、信念と誇りを持ちながら言論をもって価値を創造し、出版業界の先陣をきって新領域に挑戦し続けています。